ボカロで混声合唱「水のいのち」より「海よ」

混声合唱組曲・水のいのち；「海よ」
高野喜久雄作詞、高田三郎作曲

よく知られた合唱曲、高田三郎の組曲「水のいのち」、その中の「海よ」他3曲をボカロで挑戦したのは5年前でした。
水のいのちに託す作者の人間への思いは、自然災害が重なり、これに耐えこれを乗り越えようとする今の人々への励ましに重なります。
もう一度気持ちを込めて終曲の「海よ」をリニューアルし、89歳の誕生月に第二回テレコンにエントリーします。
この、苦しい人々への共感と応援の気持ちをボカロ合唱団と背景画に込めました

多くの人への共感と応援の気持ちを8人のボーカロイド達で表現したいとギリギリ頑張ってみました。
何十回やり直したことか！その結果は多くの惑いや訂正の積み重ねに費やされましたが、残念ながら目を見張るようなものにはなりませんでした。
　しかしこのテレコン参加の舞台に出る機会を得て、いつもの安易な妥協をせずに作ることが出来ました。
　おかげでボカロ歌手の扱いを通じてですが、合唱曲の扱い方、歌わせ方、ピアノ伴奏の大切さ、等々多くのことを学べたことは大きな収穫でした。
これからも曲中の歌詞　“のぼれ　のぼりゆけ　空の高みへ”の気持ちで進もうと思っています。　　ただ、耳の衰えが動画の声に悪い影響を与えていやしないかと心配しています。

1、楽譜からVocaroidEditerに曲を移動し、ボカロの音声を作る。
ここで正しい発声とリズムを作っておくことがすべての土台となる。
2、音楽編集ソフトABILITYに移動させ、ピアノ伴奏と合わせて合唱編集をする。
各音声と全体へのEffectの選択と量、そして音楽性を作っていく過程が苦労であり、楽しみでもある。
3、動画編集ソフトCyberLinkPowerDirectorに声を移し、そこで作成した背景画像を基に、合唱動画を完成させて終了となる。