男声版鴎(一人多重録音)
6月 13, 2020団体名:
nslender
参加者:
動画概要
「自由」を求めてということで、木下牧子先生の鴎(男声版)を選びました。
一人による多重録音です。
一人による多重録音です。
動画のアピールポイント
ベースから重ねたので厚みのある和音になったと思います。なるべく機械的な音にならないようにしてみました。
動画作成手順
なるべくコストがかからない手段をとりました。
iPhone/Androidの両方にある、dubdub recorderというアプリで、多重録音しています。マイクも、外付けなどは使わずiPhoneのものを使っています。
iPhone/Androidの両方にある、dubdub recorderというアプリで、多重録音しています。マイクも、外付けなどは使わずiPhoneのものを使っています。
テナー1,2は通しでは途中でバテてしまったので、分割して録音しました。
記念すべき初参加。それだけでも歴史を刻む第一作に間違いありません。同一人物による同質性がここまで一体感と歌詞の明瞭さを生むことが、普通の合唱で重要なことを示していることになると思います。欲をいえばバランスを壊すほどの個性も必要かもしれないということでしょうか。この辺りは手探りで今後の課題となるのかもしれません。
ありがとう、ファーストペンギン!
テレコーラスであるからできるジャンルの一つに、一人多重録音があります。
一人で一つの曲を歌いきることの難しさ、楽しさを想像しながら聴かせて頂きました。
きっと自分の声を知り、時に自分の歌い方にめげ、楽譜を舐めるように読み込みながら作曲家の想いと対話して、何度も何度も録音を繰り返す密度の濃い時間なのでしょう。
こうして自分と向き合う時間を持つことが、積極的な音楽づくりに参画するトレーニングにもなり、合唱の現場に戻ったときに大きな質的向上をもたらすだろうと強く感じました。
まさにテレコーラス・プロジェクトが目指す「パンデミックレガシー」の可能性を示すものでしょう。
そんな素晴らしい作品でクラコンの幕を開いて頂いて、ありがとうございました。
とても清潔感のある歌唱でした。お一人ですべてのパートを歌われるというのは、例えば音域一つとっても大変なご苦労があることでしょうが、この名曲は、どのパートにも面白いところがたくさんあるので、ご苦労の向こうにとてつもない面白さがあるのかな、などと思ってしまいました。
いずれにせよ、アカペラの曲を一人で全パートやって重ねる、というのはとても大変なことです。よくぞチャレンジしてくださいました。