うちで踊ろう合唱プロジェクト/重なる、声のチカラ_77人のテレコーラスチャレンジ
7月 5, 2020団体名:
うちで踊ろう合唱プロジェクト
参加者:
プロジェクトリーダーの浅川芳恵です。
この作品の紹介をさせていただきます。
本プロジェクトは合唱が生まれて初めて!という方から、
日頃合唱に慣れ親しんでいる人、そしてプロフェッショナルまで、
垣根を超えたプロジェクトになりました。
母体になるような団体はなく、ひとりひとりがこのプロジェクトで歌おう!
と決めて参加をした75人と2人のエンジニアで構成されています。
プロジェクトを立ち上げた私自身も、メンバーの半分以上は
今回初めて出会った人たちです。
地域も様々。15の都府県と遠くブラジルからも参加がありました。
これからこの作品が届くであろう人たちに想いを寄せながら、
1つの楽曲を起点にして、こんな風に多くの人とつながる時間を
つくりだすことができたと感じています。
動画の冒頭に出てくる
————————————–
重なる、声のチカラ
77人のテレコーラスチャレンジ
————————————–
という言葉。
主にFacebookグループを活用して活動を進めていまして、
zoomで顔合わせ会をやったりもしました。
超楽しかった(^^)
エンジニアチームからの作業の進捗もグループでシェアしながら、
こんな風にデュアルモニターで編集してるのか~とか、
ミックスダウンのパソコンの画面ってこんななのか~とか、
みんなで見守りながら、5月28日にやはりzoomでお披露目会をして、
そして全世界へ発信!をしました。
この冒頭の言葉も、zoomで参加メンバーみんなで決めたんですよ(^^)
グループに分かれてキーワードをあげてもらって、
それをみんなでさらにディスカッションして、
カタカナがいいかとか、漢字がいいかとか、
あれ、エンジニアチームだってメンバーじゃん!と声があがったり。
私たちのチャレンジと歌声自体に、力があると信じて
どんどんシンプルにそぎ落とされていった結果、これになりました。
この感動的で奇跡的な1か月間はとてもひとことでは伝えきれません(笑)
今村光貴氏に、混声4部合唱で星野源さんをメインボーカルに迎えて歌う感じのアレンジをしてほしい!とお願いした。(二つ返事でOKでした♪)
2)
参加する方へ向けた手順を説明したサイトを作成(音源とか楽譜とかここから入手できるようにもしました)
https://peraichi.com/landing_pages/view/uchideodoro100
3)
集まった動画をエンジニアチームにパス!
エンジニアチームは2名。映像編集さんと、サウンドクリエイターさんです。
映像編集さんが画をつくってFIXして、音声だけをサウンドクリエイターさんへ渡して、75トラック+星野源さんのミックス作業をしていただいたのち、再び映像編集さんに音データを返してもらって、仕上げました。
4)
仕上がった動画をYouTubeにアップロード!
zoomで参加者みんなで先に観る会をやって、その場でみんなと一緒に全世界に配信(公開に切り替え)しました。
最初と最後のごそごそした感じ「おうちで感」満載で好きです!
こうやっていろいろな人が「やろう、やろう」って集まってくる感じもテレコーラスの醍醐味になっていくかもしれませんね。
なんか、やってみたくなってきた。
半分以上の方が初めてであったという点に注目しました。この方法の魅力の1つかもしれません。距離や時間を超えて集まることができる、これからの可能性を感じさせるものでした。参加者の意識がさらに洗練されればもっと違う次元での発信ができるかもしれませんね。
参加者です。
尊敬する本山先生からコメントを頂けるなんて夢のようです。
今年はharmony~が無くなったので残念でしたが、こうして新しい合唱の形を提案して下さった本山先生に、心から感謝致します。
国境を越え、年齢も音楽経験もさまざまな方たちが77人も集まって作品を作られた、ということはその後ろにはどんなに壮大なドラマがあったんだろう、と想像でして、また楽しくなりました。まさに、音楽は人と人とをつなぐ魔法ですね。楽しませていただきました。