ひとりで4声《Ave Maria》
2月 28, 2021団体名:
Eiko Uchino
動画概要
Soundtrapを使った多重録音で、Tomás Luis de Victoria のAve Mariaを自分ひとりで歌いました。合唱っぽさを出すために、ソプラノ3つ、アルト2つ、テノール2つは別々に録音したものを重ね、バスはD2以下が出なかったのでオクターブ上で歌ってデジタル処理で下げたものと楽譜通りで出る音だけ歌ったものを重ねています。コロナ禍になってから始めた多重録音ですが、自分だけでも様々な曲を好きなように歌う楽しみとしてだけでなく、良い練習方法の1つとして、これからも続けていきたいなと思っています。
動画のアピールポイント
録音とはいえいつもの合唱活動とあまりかけはなれないよう編集加工はできるだけ少なくしたいと思い、曲の途中での切り貼りはせずに、
・各パート曲頭のタイミングを揃える
・ホワイトノイズ低減
・少しリヴァーブをかける(ホールで歌っている気分に)
ことで仕上げました。
ただしバスだけはどうしても低音が出なかったのでデジタル処理でオクターブ下げた録音も組み合わせています。
スペインの作曲家ということで、背景にはバルセロナ近郊のモンセラット修道院をイメージした写真を使いました。
・各パート曲頭のタイミングを揃える
・ホワイトノイズ低減
・少しリヴァーブをかける(ホールで歌っている気分に)
ことで仕上げました。
ただしバスだけはどうしても低音が出なかったのでデジタル処理でオクターブ下げた録音も組み合わせています。
スペインの作曲家ということで、背景にはバルセロナ近郊のモンセラット修道院をイメージした写真を使いました。
動画作成手順
1、Soundtrapで録音してデータ書き出し
2、Audacityでノイズ低減
3、PowerPointで作った歌詞画像と音源データをiMovieを使って組み合わせて保存
2、Audacityでノイズ低減
3、PowerPointで作った歌詞画像と音源データをiMovieを使って組み合わせて保存
まず、最初に聴いた時に声の美しさに感銘を受けました。特に冒頭のグレゴリオ聖歌の緩急が絶妙でした。今回、一人での録音ということで、多声による音域の幅に同質の素材が用いられ、美しい調和を生み出していました。演奏としてのまとまりは良いのですが、テキストのシラブルによる「軽重」や「長短」を生かしながらさらに自由に運ぶことが出来れば、より生気のある音楽となるでしょう。録音の利点を生かすなら残響の工夫などもこの種の音楽には有効だと思います。
美しい歌声と、丁寧に考えられたアーティキュレーション、そしてきめ細やかな編集、その全てがそろっている演奏に、感動しました。
本当に美しかったです。