ふるさと byよんうた
3月 1, 2021団体名:
よんうた
動画概要
「4人で一緒に歌ってみましょうかの会」、略して「よんうた」です。昨年、第1回のテレコンにも参加させていただき、『いのちのうた』でエントリーしました。その後はリアルコーラスでステージも踏みましたが、第2回開催と聞き、再チャレンジした次第です。
メンバーに嵐ファンがおり、活動休止した彼らをオマージュする意味も込めて『ふるさと』を選びました。ただ、編曲は嵐バージョンではなく、NHK合唱コンクール小学校の部の課題曲となったもの。遥か昔の小学生に戻ったような新鮮な気持ちで歌えるかと思いきや、いざ臨んでみると非常に難しく、一周回っていつも爽やかに歌っていた嵐の歌唱力を再認識した次第です。
伴奏にはyoutubeで素敵な動画を発表されているPiano4singさんに許可をいただき、ピアノ音源を使わせていただきました。
第1回と違って家族が自宅でテレワークするようになり、録音もなかなかままならない主婦の苦労がありました。オリンピックではありませんが「参加することに意義がある」と、何とかギリギリ完成にこぎつけました。東日本大震災から10年の節目、ふるさとを思い、人を思うこの作品のチカラを借りた私たちの挑戦に、何かを感じていただければ幸いです。
動画のアピールポイント
いつも冗談ばかり言って笑いが絶えない私たちが、ひたすらまじめに歌いました。声からも映像からもにじみ出ていると思います。コロナ禍の世の中になって約1年。それまで時間に追われて忙しく走り回っていた4人ですが、否応なしにすることを奪われ、合唱ができなくなり、立ち止まらざるを得ない状態となりました。それは大きな損失ではありましたが、そこから学んだこともたくさんあったと思います。その一つはもう一度大切なものを見直すこと、原点に立ち返ることでした。この「ふるさと」という曲は、シンプルで優しさに満ち、私たちをいろんな意味で原点に立ち返らせてくれるように思います。シンプルな上に4人という人数、そして2部合唱ですので、それぞれの弱点も如実に表れてしまいます。少しでもうまくまとまるように編集には大変苦労しましたが、ありのままの(まじめな?)私たちを観て、聴いていただければと思います。
動画作成手順
youtubeで伴奏を探し使用許可を得ました。その伴奏に合わせて一人が歌ったものを録音し、メンバーに送信。それぞれがそれを聴きながら、歌っている動画を作成し、伴奏の音と、4人の動画を、1人のメンバーが編集ソフトで合成して編集しました。
コメントにもあるように、この手法は一人ひとりを歌に向き合わせる、という意味において、今までの合唱練習のアバウトな部分を排除します。自らが自分の歌の現実、例えば安定して歌い切れているかや、都合よく自分流に改変していることなどを知ることになりますよね。もちろん何度も試行錯誤を繰り返しながら作成される中で次第にあるべき姿に到達する、そのような皆さんのその背後にある気持ちがしっかりと伝わる作品になっていたと思います。
お一人お一人が丁寧に音を置いていく作業の積み重ねにより、一つの音楽ができあがっていく。。。そうした印象を持ちました。美しい音楽をありがとうございます。
リモート演奏へのチャレンジが、歌うことをやめない動機になったとお聞きし、第二回を開催して本当によかったと感じました。今回もまたご参加いただき、ありがとうございました!